一般的には正月が終わり1月15日、日本では【どんど焼き】といわれる無病息災を祈る縁起担ぎ行事が行われます。地域によって開催日が違うので自前に調べるようにしましょう。
地元、北海道では正月飾りを外す松の内の最終日1月7日に『どんど焼き』が行われました。2019年北海道の『どんど焼き』映像です。
『どんど焼き』って何?
どんど焼きとは、日本各地の神社などで歳神様(としがみさま)を送る火祭り行事のことです。
竹や藁、杉の枝などを使って やぐら を作り、そこに正月の飾り物などと一緒に焚き上げ、1年の『無病息災』『学業成就』『五穀豊穣』『厄除け』と言った願いを込めて行われています。
基本的には1月15日に行われることが多いですが、地域により開催日がバラバラです。今ではパッピーマンデー制度の影響で1月15日より早く行われる地域も増えているようです。
歳神様(としがみさま)ってどんな神様?
正月とは、歳神様をお迎えする日本の風習です。初日の出と共に歳神様はやって来ると言われ、山から見る初日の出を『ご来光』と言って、日本人は古来から初日の出を重要な行事と位置付けしてきました。
その為、正月に向けて飾り付けの準備や大掃除を始める日という歴があります。
正月の期間家に居られた後、どんど焼きで空へお見送りします。
正月期間 海外旅行に行く人が後を絶ちませんが、日本人として考え直した方が良さそうですね。
『どんど焼き』で燃やせる物!
・古くなったお守り
・松飾り
・破魔矢
・お札
・おみくじ
・しめ縄
『どんど焼き』で燃やしたらダメとされる物!
・人形
・だるま
・ぬいぐるみ
・ご祝儀袋
これら地域により『焼けるもの、焼けないもの』があるので開催される場所に確認すると良いと思います。
日本最大級とされる『どんどん焼き』映像
『第5回 美馬 日本一のどんど焼き』
平成27年1月12日(月)徳島県の美馬市自治会が開催した最大級とされる『どんど焼き』です。
2万本の竹で作られた やぐら は約30分ほど大きな火柱となって燃えました。
『どんと祭・裸まい』
平成29年1月14日宮城県仙台市の大崎八幡宮で開催された、どんと祭・裸まいりの様子です。
『第17回みどりかわ湖どんどまつり』
日本最大級の『どんど焼き』を目指した熊本県美里町。
流木やモウソウ竹などを組んだ3基の やぐら の迫力が凄い!
まとめ
『どんど焼き』は地域で呼び名が違うようです。
・左義長
・お焚き上げ
・どんどや
・どんと
・とんど
・ほっけんぎょ
沢山の呼び名があります。これでもまだ一部です。
今年は4月30日で平成から新しい元号に変わります。伝統行事を大切に、今後も過ごしていきたいと思った2019年でした。
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