日本海最大の離島「佐渡島」に行ってみた。




今回は新潟県にある日本海最大の離島、佐渡島について紹介します。

佐渡島の魅力を語るとき、島の歩んできた歴史を抜いて語ることはできません。

佐渡島についての歴史を振り返ると、時代と共に様々な顔が見えてきます。

まず、中世の頃には流罪の島という顔がある事ご存知でしょうか?

鎌倉幕府に追われた日蓮上人や承久の変に敗れた順徳上皇、そして時の将軍の反感を買った世阿弥などが流された島です。

松尾芭蕉は、「奥の細道」において、島の壮大な自然や悠久の時の流れとともに、島の悲哀についても、「荒海や佐渡によこたふ天の河」という句の中に詠み込んだとされています。

佐渡島の流刑地としての悲哀を伝える史跡や寺社は各所に見られます。

佐渡の歴史を偲び、史跡や神社を訪ね歩く旅というのもいいですね。

黒木の御所跡や万福寺址は順徳上皇や世阿弥ゆかりの地であり、流刑の厳しさを知ることができます。

また、長谷寺では座禅や写経の体験ができるようで、流刑者の気持ちを肌で感じることができるとか?!

ほかに、日蓮上人が苦難に耐えながら「開目抄」や「観心本尊抄」を記した根本寺なども見どころの一つとして紹介されていました。

近世になると、佐渡島は金山の開拓や北前船の寄港地として栄華を誇るようになります。


※金を掘った跡が今でも残っていました

島の南の小木地区は、金や銀の輸送、北前船の寄港などで栄えた港町で、小木民俗博物館に展示されている千石船の豪華さや迫力に、当時の栄華の様子を知ることができます。

佐渡島においては、江戸時代から能が盛んに行われるなど、文化の隆盛についても見逃せないです。

現在も多く残っている能舞台では薪能が演じられ、島の日常にもなっています。

現代の佐渡島は、ほかに産業の島としても知られています。

質の良い佐渡米やブランド魚“佐渡前”などの一流の食材が揃っています。

ほかに、特別天然記念物のトキの繁殖地、佐渡おけさや鬼太鼓などの伝統芸能が人気観光地となっている佐渡島。

放鳥された野生のトキを田んぼで見ることができるが、その地は佐渡米の生産地であることから、日本の原風景を思わせる田園地帯になっています。

トキに「ニッポニア・ニッポン」という学名がつけられたのも納得できるところですね。




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