次世代インターネット「メタバース」に興味がある人が見る映画『レディ・プレイヤー1』#ムーンショット目標

次世代インターネットとも呼ばれるメタバースに興味を持っているなら、理解が深まる映画レディ・プレイヤー1の視聴をおすすめします。


VRの進化系メタバースは、仮想現実のVRを更に進化させたもので、仮想空間を共有するイメージを考えると分かりやすいと思います。

話題の高まりに火をつけた切っ掛けの1つはFacebookがMetaに名称を変更したことで、注目度の高さもそうですが、インパクトも大きかったですね。

レディ・プレイヤー1に話を戻すと、この映画は2018年公開の作品で、「ジョーズやET、ジュラシックパーク」などの作品で知られるスティーヴンスピルハンバーグが監督を務めています。

レディ・プレイヤー1は映画やゲーム、アメコミといった作品が多数参加しているクロスオーバー作品で、日本からもガンダムやハローキティ、ストリートファイターなどが参加したようです。

この映画では人々がみな当たり前のようにVR世界に入り込んでおり、生活に浸透している世界が描かれています。
主人公もまたVR世界に現実逃避している1人で、物語はこのVR世界を中心に進行します。

ただ、従来の仮想現実をモチーフとした作品と異なるのは、現実世界でも同時に物語が進行してお互いに影響し合うことです。
つまりレディ・プレイヤー1はメタバース世界を描いた作品ともいえますし、将来のインターネットを描いた作品とも表現できるでしょう。

VRはヘッドセットを着用して眼前に広がる映像を仮想現実と認識する技術ですが、メタバースはこれをインターネット規模に拡張、あるいは拡大したものだといえます。

インターネット規模で他人と共有するVRと考えれば、メタバースが少し理解しやすくなります。
その理解が視覚的に行えるのが映画レディ・プレイヤー1で、上映時間140分にまとめられていることから、教材の1つとして役立つでしょう。

日本では政府考案ムーンショット計画が発表され、2050年までに人が身体や脳、空間や時間の制約から解放された社会の実現を目指そうとしています。

内閣府-ムーンショット目標

これは目標の1つに過ぎず、将来的にはAIやロボットが当たり前のように人間と共存したり、経済や産業、安全保障などの分野に量子コンピュータを活かそうとする意欲的な計画です。

宇宙に突入!不思議な『量子コンピューター』の世界とは…


目標には他にも疾患の超早期における予測や予防、地球環境再生に必要な持続可能な資源循環の実現、未利用の生物機能のフル活用による地球規模の食料供給産業の創出もあります。

映画レディ・プレイヤー1を観ると、日本が何をしようとしているのか、どこを目指しているのか一端が垣間見えると思います。

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