まいど!波乗り珍道中(@blow_kk)です。
『珈琲ジャンキーは自家焙煎するべし』
という事で、今回はコーヒー手網自家焙煎をやってみたので興味がある人は記事を読んでチャレンジしてみてください!
自分でやるとコストも安く、自分好みの焙煎度でコーヒーが楽しめるので一石二鳥!
自家焙煎の器具も様々なものがあるので手軽に購入できるモノを紹介しつつ、自家焙煎の方法をまとめていきます。
焙煎を始める前の『ひと手間』
まず初めにハンドピックについて説明します。
生豆を焙煎する前に、欠点豆を取り除くことを「ハンドピック」と言います。
この作業をする事で、コーヒーの嫌な雑味を防ぐことができるので面倒くさがらずキッチリ取り除きましょう。
※取り除く豆は1ミリ位の穴が空いている虫食われの生豆や変色した豆など
手網焙煎のために準備するモノ

*生豆(100〜250g)
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0079VJV62″ title=”【生豆】有機栽培 ペルー マチュピチュ (生豆1kg)”]*焙煎網
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0795H9VMS” title=”合わせ豆煎り(手網焙煎器) 大”]*ザル
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B075FR64QY” title=”KRUVE Sifter クルーヴ シフター (SIX, SILVER)”]*カセットコンロ
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B005EJZA2K” title=”iwatani アモルフォ プレミアム”]手網焙煎の手順

DCIM100GOPRO
1.ガスコンロの火力は強火でやります。手網と火との距離で調整しながら(火から10〜20センチの間)円を描くように振ります。豆の水分が抜けてきたらチャフと呼ばれる豆の皮が剥がれ始めます。
2.火から約15~25cmの距離に網を下げ豆が渦を巻くイメージで網を揺すります。焼きムラができないよう、手は止めずに揺すり続けます。火にかけていると「パチンパチン」と音が出れば1ハゼのスタートです。1ハゼは約1分間続きます。
1ハゼが終了した時点が大体ミディアム・ロースト(やや中煎り)からハイ・ロースト(中煎り)です。
3.1ハゼが終わり白煙が出てきたらまもなく2ハゼです。「チリチリ」という音が出始めたら2ハゼ開始です。おすすめ焙煎は2ハゼより10秒〜30秒です。〜10秒マイルドな味わい。〜30秒スッキリ、コクが出てきます。
それ以上は苦味が出てくるので個人的にはあまりおすすめではありません。
4.好みの焙煎になったら火から外し、ザルに入れ替えます。
のんびりしていると焙煎度合がドンドン進んでしまうので火から外した後は素早くザルに移し冷ましましょう(ドライヤー冷風、うちわ)などあれば便利。
5.豆に触れるようになったら、焦がした豆や欠けた豆を取り除き、ザルのまま1日置いてガス抜きをします。その後、保存容器に入れて完了です。
6.焙煎したてよりも2〜3日おいた方が香り、コクも出て美味しい珈琲を飲むことができます。
ロースト度(焙煎度)8段階

焙煎度は浅い程酸味が多く、深い程苦味が多くなるので自分好みの焙煎を見つける。
1.LIGHT ROAST ライトロースト
酸味主体の最も浅いロースト。コク・香不足で一般的にはライトローストで飲むことはないです。
1ハゼの開始前後のタイミングです。
2. SINNAMON ROAST シナモンロースト
上質な豆では豆の酸質次第でフルーティーな香味が出ます。
ライトロースト・シナモンロースト共に生豆の青臭さが残っているので、
この焙煎度でもほとんど飲まれることはありません。
1ハゼ前半のタイミングです。
3. MEDIUM ROAST ミディアムロースト
酸味が強く、苦味は弱い。アメリカンコーヒー向き 。
焙煎する最初の段階で充分な水分抜きを行わないと、渋みが目立ち飲みにくい味わいになるようです。
別名アメリカンローストとも呼ばれていてコーヒー豆の「カッピング」で主に使われるロースト度です。
1ハゼの後半のタイミングです。
4. HIGH ROAST ハイロースト
中浅煎り 酸味はまだ残っていて、やわらかい苦味や甘味のバランスがとれています。
1ハゼの終わりから2ハゼが始まる中間。
5. CITY ROAST シティロースト
日本や北欧で好まれる焙煎度合。落ち着いた酸味と苦味のバランスがよく、多くのコーヒー豆に適用できバランスよく飲めます。シティーローストの「シティー」は、ニューヨークシティーからきたらしい⁈
中深煎りとも呼ばれます。
2ハゼ開始前後のタイミング。
6. FULLCITY ROAST フルシティロースト
イタリアや中南米に人気の焙煎。酸味は少なくなり苦味のほうがよく感じられ、香ばしい香りが出てきます。
豆の表面に、油が出てきます。 アイスコーヒーにもむいています。
2ハゼ前半のタイミングです。
7. FRENCH ROAST フレンチロースト
フランス式の焙煎。
カフェオレやウィンナーコーヒー、エスプレッソ、アイスコーヒーなどに向いています。
香ばしさと苦味があり酸味はあまり感じられません。豆の油分が表面ににじみ始めます。
2ハゼの後半のタイミング。
8. ITALIAN ROAST イタリアンロースト
名の通りイタリア式。
焙煎段階の中ではもっとも黒に近い豆の色合い。ほぼ酸味はなく強く苦味が際立っていて、香ばしい香りも強くアイスコーヒーなどに向いています。
コーヒー豆の油分で表面が完全に覆われテカテカと光っています。
この状態が一番強い深煎りです。
2ハゼ終了のタイミング。
まとめ
コーヒーの自家焙煎は思っている程、難しくなく簡単にできるのでチェレンジして見てください。
数回やれば、すぐにコツを掴んでホットコーヒー用、アイスコーヒー用など御自身の好みのポイントを探せます。
コーヒーは体に悪い!など言われてるけど、旅で知り合ったインパクトのある老人達は100%の確率でコーヒーを1日 2、3杯飲んでいました。
80代なのに60代に見える程、若々しい姿を見たらコーヒーは本当に体に悪いのか?と思いました。

コメントを残す