1991年に試験的に導入が行われ、1993年に正式に登録後、今では全国に1千箇所以上に展開しています。
道の駅は中国・地域づくり交流会にルーツがあると言われ、発案者は山口県阿東町の船方牧場の社長、坂本さんの発言が元とされているようです。
。引用:国士交通省 観光庁鉄道に駅があるように道路に駅があっても良いのでは?という坂本さんの発言から道の駅の議論が始まったと言われています。
島根県にある掛合の里は当初、ドライブイン形式で営業を始めており、中国・地域づくり交流会が先行事例として見学を行ったようです。つまり、この島根県の掛合の里が道の駅のケースモデルで、他の地域における原型や参考元になったと言われています。
道の駅は現在、全国的に多くの人達に浸透していて、地域の物産が購入できる商業施設として注目を集めます。
道の駅のルーツは実は諸説あって、各地で日本で最初の道の駅と名乗る施設が登場しています。
原型となった道の駅という意味では、現在道の駅として運営されている島根県の掛合の里ですが、新潟県の豊栄をルーツとする説もあります。
新潟県の道の駅豊栄には、この場所を発祥の地とする石碑が設置されているほどです。
正式化前の社会実験の段階では、山口県や岐阜県に栃木県の12箇所が参加しているので、どれをルーツと呼ぶかは難しいところですが…
全国に展開している道の駅は、今では出かける道中見掛けない方が難しいほど各地に普及しています。
道の駅の数でいえば、2018年の時点で1,145箇所に設置されているようですから、それだけ需要が高く必要とされている証拠だといえます。
現在は商品やサービスに地域性が取り入れられており、その土地でしか楽しめないものが各地にあります。
非常時には福島県の道の駅のように防災拠点として機能しますし、非常食や飲料水を備蓄する施設も増えているようです。
中には道の駅を複数設置する自治体も現れているので、今後ますます増えていくものと思われます。
※反面、国交省の天下り問題は今後も注射していきます