今話題の『次世代バンキングシステムGCP』ってなに??







GCPとはGoogle Cloud Platformの略称で、Google社が提供するクラウドサービスの1つです。

2019年の秋にふくおかファイナンシャルグループが、翌年に創業予定だった「みんなの銀行」の勘定系システムにこちらを採用したことで、一気にその注目度が高まりました。

このみんなの銀行とはこれまでにないデジタルネイティブな新銀行で、ふくおかファイナンシャルグループが傘下に持つ九州地方だけに留まらない、全国的なデジタルネイティブ層をターゲットとしたネットバンクです。

単純な店舗レスな形だけではなくこれからの時代にアジャストした運営を行う銀行ということで、ここにGCPの話題が加わった影響もあって更に大きな注目を集めることになりました。

GCPは、パブリッククラウドと呼ばれる自由度が高いサービスです。

求められる機能に合わせて柔軟に変化できるアーキテクチャであり、都度違った開発を進めて行くことが可能になります。

特にマイクロサービス化に最適なGKE、信頼性やスケールアウト性の高いCloud Spanner、大規模なデータ分析が実現するBig Queryなど、秘めている可能性は他の追随を許しません。

新たなデジタルバンキングを構築していく上で、まさにGCPは打ってつけと言えるでしょう。

一方でみんなの銀行では、あくまでも基幹システムだけにGCPを採用すると明言しています。

コールセンターや他のサービスでは別のクラウドにする可能性も言及していて、どこにでも最適なのかと考えると安易に断言できません。

ただ他のクラウドとの共存性や相性は素晴らしく、マルチクラウドにすることで更にその良さが活きるとも言われています。

どのクラウドと、どう組み合わせることでメリットが大きくなるのか、まだまだこれから見つけていく段階なのかもしれません。

類似したサービスで懸念材料になりがちなセキュリティ面も、GCPは問題がありません。

Google社の会社としての実績や信頼性も相まって、尚一層のバージョンアップにも期待が持てます。

とはいえ既に海外では導入が進んでいるのに対し、まだ日本ではこのふくおかファイナンシャルグループを通じてくらいしか話題になっていないようです。

国内でも積極的に採用されるためにはみんなの銀行が成功するか否かも大きく影響を及ぼすと思うので、これからも目が離せません。

日本での普及次第では、銀行の業界が大きく変化するきっかけにもなるでしょう。

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