神秘すぎる屋久島!もののけの森トレッキング〜白谷雲水峡〜

MA I DO!!波乗り珍道中@blow_kk)です。

白谷雲水峡は、鹿児島県屋久島の宮之浦から約12キロの標高620メートルのところに入口があってそこから想像以上の大自然が広がっています。

照葉樹林からヤクスギ林への移行地帯にあり、屋久島の照葉樹林を代表するイスノキやウラジロガシ、タブノキなどの大木をはじめ、スギやツガ、モミなどの大木もみれました。

渓流沿いにはサツキやホソバハグマ、ヤクシマショウマの群集があり、樹上にナナカマドやコバンモチ、カクレミノなどが着生している樹齢3000年の弥生杉や奉行杉、七本杉など圧倒的な存在感の大きな木が沢山あります。

宮崎駿監督自身が何度も足を運び、映画「もののけ姫」の森のイメージを作ったという「もののけの森」と呼ばれる森で知られてから更に観光客が増えているのも納得です。

白谷雲水峡のある神々が住む屋久島については、さまざまな伝説が存在しているようです。

古来より「山岳に神々が宿る」と信じられており、「神々が鹿に乗って現れる」や「鹿に森を見回りさせている」などの伝説があるみたい

その伝説に伴ってヤクシカを「神々の使い」として接してきたようです。

かつての屋久島は、島の9割が森林であることと鹿や猿によく出会うことを比喩して、同じ数の人と鹿と猿が森に住んでいたと言われ

そのため、鹿や猿たちにとっては住人である人間も島に住む仲間と感じているのか、人が近づいても逃げようとしないのが特徴。

鹿や猿との関わり合いのほかにも、屋久島では天文の森・釈迦杉には龍が棲むという伝説にちなんだ「十五夜綱引き」が行なわれています。

旧暦の8月15日にカヤで編まれた綱を、頭を月にむけてとぐろを巻く龍神に見立て、満月とともに崇めその綱で綱引きをするというものらしいです。

また、旧正月や5月、9月の山の神祭りの日に山に降りて来る木の精霊・山姫の笑顔につられて一緒に笑うと血を吸われてしまうという恐ろしい伝説も存在するみたいです。

これには、子どもたちが山奥に行かないことも目的として作られたとも言われています。

そんな神秘的な屋久島に是非一度!

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