2025.08.18 歴史 能𠀋 健介 ネプチューンの屍は今も海を睨む。14メートルの『戦争黙示録』 アドリア海の風が塩の匂いを運ぶモンテロッソ・アル・マーレの浜辺に立つと、波の音と共に「不在」の重みが肩にのしかかる。 14メートルの巨体は、かつて貝殻を背負い三叉槍で海を統べる神として輝いた。 今は腕を失い空洞の眼窩で水…